浦和GK西川周作、2020年シーズン使用の新ボールに言及 「硬めでブレやすい」

浦和GK西川が2020年シーズン使用の新ボールに言及【写真: 轡田哲朗】
浦和GK西川が2020年シーズン使用の新ボールに言及【写真: 轡田哲朗】

変化について「揺れて落ちやすい」と語り、アジャストの必要性を説く

 浦和レッズのGK西川周作は、7日のチーム始動日のトレーニングを終えると「今年のボールは硬めでブレる」と、その感触について語った。

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 浦和は新シーズンに向けた初日の練習で、ほぼシーズン中のようなトレーニングに加えて紅白戦も実施。そのなかで、GKは今季に使用されるボールの感触を確かめた。白をベースにしながらもカラフルなデザインだけに、その回転もピッチの横からは見やすいものになったが、GKとしての感覚はまた少し違ったものだったという。

「新品ということもあると思うんですが、今年のボールは硬めでブレやすいように感じました。感覚としては、少し天皇杯で使われるボールに似ているかもしれませんね。あれほど表面はツルツルしていませんが、揺れて落ちやすいというか。上手くアジャストしていかなければいけないなと思います」

 ブレやすいボールとなれば、ミドルシュートやクロスに対してGKはより気を使う必要が生まれる。また、その不規則な変化を味方につけるようなゴールもリーグ戦では生まれるかもしれない。

2020年シーズン使用の新ボール【写真: 轡田哲朗】
2020年シーズン使用の新ボール【写真: 轡田哲朗】

 紅白戦では大槻毅監督の指示で4バックにも着手。西川は「新しいシステムがどこまでやっていくものになるかは分からないですけど、いきなり始動日にゲーム形式をやることに監督の意志を感じます。今年は東京五輪もあって全体に日程が早いので、スタートダッシュを切れるようにやっていきたい」とし、急ピッチで仕上げていく指揮官の意図を感じたようだ。

 2016年11月を最後に離れている日本代表への再選出にも強い意欲を見せる西川は、6月には34歳になる。それでも「年齢を感じさせないプレーを見せたい。ベテランという意識は持ちつつも、若い頃よりもガンガン追い込んでいきたい」と、自身はブレない心でシーズンに臨む思いだ。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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