ACL参戦の中国クラブがイタリア代表FWにオファー 移籍金11億円を提示

サンプドリアで今季10得点のエデル 中国FA杯王者の江蘇蘇寧が獲得に動く

 冬の移籍市場が開幕し、欧州では選手の移籍について活発な情報が飛び交っている。そして、巨額のチャイナマネーを背景にした中国クラブもまた、欧州の主力級の選手に触手を伸ばしている。イタリアメディア「スポーツ・イタリア」は、サンプドリアで今季10得点を挙げているイタリア代表FWエデルに、中国からのオファーが届いていると報じている。

 オファーの元は、昨季の中国FA杯王者である江蘇蘇寧。昨季までは江蘇舜天の名で活動していたクラブだ。すでに、サンプドリアに対して一括のキャッシュで800万ユーロ(約11億円)の移籍金を提示しているほか、選手本人には年俸350万ユーロ(約4億7000万円)での3年契約を提示しているという。

 江蘇蘇寧は今年のアジアチャンピオンズリーグでグループEに入り、FC東京がプレーオフを勝ち進めばグループステージで対戦することになる。

 果たして、セリエAで爆発的な得点力を発揮している29歳のイタリア代表ストライカーは、中国の地で日本勢に対して大きな壁として立ちはだかることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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