「圧倒的な魔法の瞬間」 U-23日本代表FW食野の“衝撃ミドル弾”をスコットランド紙称賛

ハーツのU-23日本代表MF食野亮太郎が今シーズン3ゴール目【写真:Getty Images】
ハーツのU-23日本代表MF食野亮太郎が今シーズン3ゴール目【写真:Getty Images】

食野が今季3ゴール目を記録 「20ヤードのドライブシュート」

 スコットランド1部ハーツの日本代表FW食野亮太郎は現地時間29日、リーグ第21節のアバディーン戦に先発し、強烈なミドル弾を叩き込んだ。チームが1-1で引き分けたなか、食野の今季3得点目となる一撃を現地メディアも「衝撃的な一撃」「圧倒的な魔法の瞬間」と称賛している。

 左サイドハーフに配置された食野がホームスタジアムに歓喜をもたらしたのは、0-0で迎えた後半4分だった。敵陣でボールを受けた食野はドリブルで相手ペナルティーエリア手前まで運ぶと、相手守備陣の対応が追いつかない速さで右足を振り抜き、強烈なミドルシュートをゴール右に叩き込んだ。

 チームはその後失点を喫し、退場者を出すなかで1-1の引き分けで試合を終えたが、食野のゴラッソに現地メディアも注目。英紙「ザ・サン」スコットランド版は「衝撃的な一撃」と取り上げ、「圧倒的な魔法の瞬間」と称賛。スコットランド紙「イブニング・エクスプレス」も「20ヤードのドライブシュートを突き刺した」と言及している。

 2019年は食野にとって欧州初挑戦の年となったが、今季リーグ戦16試合で3得点を記録。いずれも強烈なゴールを叩き込んでおり、確かなインパクトを与えてみせた。食野は来年1月に、タイで開催されるU-23アジア選手権のU-23日本代表メンバーにも選出されており、東京五輪に向けてさらなる活躍が期待されている。

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