ミラン監督、本田に事情聴取明言! 今季2度目のクラブ批判発言の報道が引き金

クラブの方針に異を唱えた本田

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督がクラブに対する批判的な発言を再び行ったと報じられている日本代表FW本田圭佑に対し、事情聴取を行う方針を明らかにした。

 6日に2016年初戦ボローニャ戦を控えるミハイロビッチ監督は記者会見に出席した。そして、リーグ戦で1年以上ゴールから遠ざかっている背番号10のクラブに対する発言について、質問がが及んだ。

「記事を読んでいないから何も言えない。ここでは話をしていない。向こうでは話をしているようだ。デリケートなインタビューなので、彼本人から聞いた方がいいと思っている。訳して伝わるということもあるから。本田を呼んで、彼から聞いた方がいい」

 ミハイロビッチ監督は事情聴取を行う方針を明らかにしている。本田は日本メディアのインタビューで、ミランが監督交代を連続している継続性の欠如や、獲得選手についての方針などを批判し、イタリアメディアでも報じられた。そして、この日の記者会見でも本田の発言は話題になっている。

 本田は昨年10月に2試合連続で出番なしに終わったナポリ戦後にクラブと監督、メディア、サポーターを批判し、物議を醸した。システム変更に伴い、12試合連続でスタメン落ちとなり、「マーケティングマン」「パンキナーロ(ベンチ要員)」とメディアから命名される苦境だったが、12月20日のフロジノーネ戦で同点アシストを記録し、息を吹き返したところだった。

 

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