迷走アーセナル、オーバメヤンが“脱出”を計画!? スペイン行き希望と現地メディア報道
11位に沈むアーセナル、エースが移籍を希望か
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、低迷する今季のチーム状況から移籍へ向けて動きを進めているという。スペインメディア「ドン・バロン」は、その希望がスペイン行きだとした。
オーバメヤンはドルトムントで鮮烈なパフォーマンスを見せていた当時から、ビッグクラブ志向が見え隠れしていた。そうした中で2018年1月にアーセナルへ移籍したが、今季はすでにウナイ・エメリ監督が解任されるなど低迷。18試合終了時点で11位に沈んでおり、4位以上に与えられる来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も難しい状況にある。
そうしたなかで30歳を迎えたオーバメヤンは、アーセナルからの脱出を計画しているという。すでに代理人を通じて、売り込みに近い打診を始めていると同メディアは伝えており、そのなかでもレアルやバルセロナ行きを本人が希望しているようだ。
その背景には、ドイツとイングランドはすでにプレーしたリーグであり、異なる環境を求めたいとの願望もあるという。実際にオーバメヤンはACミランへの所属経験もあるため、イタリアを含めた3カ国を除くとスペインが新たな挑戦の場として興味深いリーグであるのは事実と言えそうだ。
今冬の移籍市場で、オーバメヤンの“脱出計画”は成功するのか。ミケル・アルテタ新監督の下で再出発を目指すアーセナルとしては、ストライカーの扱いもまた悩みの種になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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