「好機を棒に振った」 久保演出の“最高級チャンス”、同僚FWの痛恨ミスを現地紙糾弾

マジョルカMF久保建英が決定機を演出するも…【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英が決定機を演出するも…【写真:Getty Images】

マジョルカはセビージャに0-2敗戦 久保が絶好の決定機を生み出すも…

 マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第18節セビージャ戦で先発出場。試合開始早々、華麗なボールタッチから迫力あるドリブル突破を見せ、精密クロスで決定機を演出したが、同僚FWラゴ・ジュニオールが痛恨シュートミスで逃したことをスペインメディアが糾弾している。

 バルセロナ、レアル・マドリードに次ぎ、リーグ3位につける強豪セビージャをホームに迎えた一戦で久保は右サイドで先発すると、試合開始早々に決定機を演出する。

 前半3分、右サイドでロングフィードを受けた久保が華麗なボールタッチを見せると、マッチアップしたスペイン代表DFセルヒオ・レギロンを瞬発力あるドリブル突破で置き去りにし、右足でグラウンダーのクロスを供給。ゴール前でフリーだったラゴ・ジュニオールにとっては合わせるだけの決定機となったが、力んでしまったのか右足で放ったシュートは枠を越えてしまい、チャンスをものにできなかった。

 このワンシーンにスペイン紙「マルカ」は「ゴール前にぽっかりと空いた穴に、久保建英は低いクロスを供給したが、ラゴ・ジュニオールがものにすることができなかった」と言及。スペイン地元紙「Mallorca Zeitung」は「ラゴ・ジュニオールはゴール前で最高の孤立を得たが、素晴らしいスタートと好機を棒に振った」と指摘している。

 試合序盤のビッグチャンスを逃したことで、最終的には2失点を喫して敗れたマジョルカは、今節の他会場の結果次第では降格圏に転落する危機に直面することになった。

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