「膝が過度に拡張」 バイエルンFW、“ゾッとする負傷”の瞬間に英騒然「現役引退を招く」

膝を負傷しピッチを後にするバイエルンのFWコマン【写真:Getty Images】
膝を負傷しピッチを後にするバイエルンのFWコマン【写真:Getty Images】

先制点を決めたコマン、膝が“あらぬ方向”へ曲がる負傷に本人も唖然

 ドイツ王者バイエルンは現地時間11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節トットナム戦で3-1と勝利を収めた。フランス代表FWキングスレイ・コマンは先制点を挙げたが、その後のプレーで膝が“あらぬ方向”に曲がる重傷を負い途中交代。英メディアは「ゾッとする膝の負傷」と取り上げている。

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 第2節の対決では敵地で7-2と圧勝を収めていたバイエルンだが、ホームに迎えたリターンマッチでも幸先良く先手を取る。前半14分、左サイドのスペースに走り込んだコマンがボールを受けると、冷静にゴール右隅へと流し込んだ。しかし、同点とされて迎えた同24分、悲劇の瞬間が訪れる。

 ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのロングフィードに反応し、左サイドに抜け出したコマンだったが、トラップした際にピッチに足を取られ、膝が不自然な方向に曲がった瞬間に体のバランスを崩して転倒。コマンは唖然とした表情を浮かべて口に手を当て、自身の身に深刻な事態が起きたことを悟った様子だった。

 スタッフの肩を借りながら足を引きずって途中交代したコマンについて、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ゾッとする膝の負傷」と見出しを打ち、「最悪の瞬間を迎えたが、彼は再び長すぎる離脱を強いられることになるだろう」と指摘。着地の場面について「彼の膝が過度に拡張しているように見える」と説明している。

 また、英メディア「スポーツ・バイブル」は「現役引退を招く可能性もある」と取り上げ、昨季にも重傷を抱えていたコマンが「3度目の手術を受けることはないだろう。僕の足はそのレベルまできている。異なる人生を歩むことになる。無名の人生を、だ」と、次に重傷を追った際は現役引退を決断する宣言をしていたことを紹介。すでに何度も手術を行っているコマンの足は、すでに限界を迎えているのかもしれない。

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