PSGトゥヘル監督、ムバッペの“無視行動”に言及 「私の決定を受け入れる必要がある」
モンペリエ戦で試合終了間際に交代させられ、トゥヘル監督の話しかけを無視
パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督は、現地時間7日に行われたリーグ・アン第17節モンペリエ戦でフランス代表FWキリアン・ムバッペが交代を命じられた際に取った行動について、「私の決定を受け入れる必要がある」と主張した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
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リーグ戦で首位に立つPSGはモンペリエと対戦。PKで先制点を取られる苦しい展開となったが、後半29分にブラジル代表FWネイマールのゴールで同点に追いつくと、その2分後にはムバッペが逆転弾を奪取。同36分にはアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが追加点を挙げ、3-1で勝利した。
そのなかで、ムバッペの行為が話題となっている。後半45分に交代を命じられた際に、トゥヘル監督が肩を抱いて話そうとしたのを無視。そのままベンチに戻ってしまった。試合後の記者会見でトゥヘル監督に「ムバッペと一緒に仕事をするのは難しいか」と質問が飛ぶと、指揮官は「キリアンを管理するのは難しいことではない」と主張。そのうえで、自身の見解を示した。
「彼は特別なメンタリティーを持っている。彼の心の状態、つまり野心やそれを言う権利というのは普通のことだよ。彼は常に勝ちたいと考えており、ピッチを離れること(交代)を決して好まない。ただ、私の決定は受け入れる必要がある。それに彼は自分と代わって入るチームメイトに敬意を表さなければならない」
ムバッペに対して厳しい言葉を口にしたトゥヘル監督。レアル・マドリードへの移籍の噂もあるなか、今回の騒動でどんな変化が生まれるのだろうか。
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