マスチェラーノがエストゥディアンテス移籍 母国復帰は「自分らしくありたかった」
入団会見でタイトルへの意欲を力説「勝つためにプレーするのは当たり前」
元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが、現地時間7日にアルゼンチン1部エストゥディアンテスへの入団会見を行い、「ただ自分らしくありたかった」と移籍の理由を明かした。クラブ公式サイトなどが会見の様子を伝えている。
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2018年1月にバルセロナを退団したマスチェラーノは、中国1部スーパーリーグの河北華夏に在籍。今年11月にエストゥディアンテスの会長を務める元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロン氏が、中国に渡りマスチェラーノと会談したと明かしたことで、移籍が合意に至ったと報じられていた。
マスチェラーノの移籍がクラブから正式発表されて行われた会見には、ベロン会長も出席。「今日は我々にとって、またエストゥディアンテスのファミリーにとって非常に重要な日となった」と言及。「プロ選手として象徴的なだけでなく、人としても象徴的であるハビエルが加入してくれることを誇りに思うし、喜びを感じている」と感想を述べている。
15年ぶりに母国復帰が決まったマスチェラーノは、「まず、エストゥディアンテス、そして会長、(テクニカル・ディレクターを務めるアウグスティン・)アラジェス、アルゼンチンサッカー界への復帰を可能にしてくれたすべての人々に感謝を伝えます」と挨拶し、入団について語った。
「このクラブの歴史を知っているし、しっかりと認識している。その価値に見合った活躍ができるように尽力する。僕は、ただ自分らしくありたかっただけで、それはエストゥディアンテスが探していたものと一致した。僕は雇用者で、このクラブの繁栄に貢献するためにやってきた」
エストゥディアンテス移籍にあたって、ベロン会長やガブリエル・ミリート監督と長い時間をかけて話し合ってきたことを説明し、「勝つためにプレーするのは当たり前で、そのために加入した。目標はできる限り高いほうがいい」とタイトル獲得に意欲を見せた。
引退へのカウントダウンは近づいているとはいえ、タイトルへの意欲を燃やすマスチェラーノの終幕はまだ先のことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)