バルサFWスアレスが天才的な閃き! “超絶バックヒール弾”にファン熱狂「なんて美しい」

バルサFWスアレス【写真:Getty Images】
バルサFWスアレス【写真:Getty Images】

久保所属のマジョルカ戦、前半終了間際に芸術的なゴールを叩き込む

 バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節のマジョルカ戦に先発フル出場し、1ゴールを決めて5-2の大勝に貢献した。マジョルカの日本代表MF久保建英の“古巣対決”として注目を浴びた一戦となったが、スアレスが叩き込んだバックヒールによるゴラッソには、海外ファンから称賛の声が上がっている。

 リーガ3連勝中だったバルセロナは、この試合で自慢の攻撃が爆発した。前半7分、バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが素早くゴールキックし、このボールが裏に抜けるとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが抜け出し、最後は冷静なチップキックでゴールを決めてバルセロナが幸先良く先制。同17分には、試合前に6度目のバロンドール受賞のセレモニーが行われたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、ペナルティーエリア手前から左足を一閃。華麗なゴラッソがゴール左隅に吸い込まれ、バルサがリードを2点に広げた。

 その後、マジョルカに1点を返されるも、同41分にメッシがこの日2点目のゴールを決めて3-1。その2分後、スアレスに見せ場が訪れる。敵陣でボールを持ったオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが、スペイン代表DFセルジ・ロベルトとのワンツーで中央突破。相手4人に囲まれた狭いスペースでリターンパスを受けると、ペナルティーエリア内で裏のスペースへ抜けるスアレスの動きを見逃さず、右足アウトサイドで縦パスを送った。スアレスは右斜め前方に流れながらゴールを背にしてボールを受けると、背後に相手DFがいる状態でダイレクトのヒールシュートを選択。地面に叩きつけるような力強いキックから放たれた一撃は、マジョルカGKマノロ・レイナを嘲笑うようなループシュートとなってゴール左隅に吸い込まれた。

 この一撃を、バルサ公式ツイッターは「超絶バックヒールゴール!!!!」と速報。返信欄には「なんて美しいゴール」「最高の9番」「年間最優秀ゴール」「ゴラッソ!」「天才」「アートを演出したデ・ヨングのアシストも称賛すべき」といった称賛の声があふれていた。

 試合はその後、後半にメッシがハットトリックを達成するゴールを決めて、バルサが5-2で快勝。メッシ、スアレス、グリーズマンの豪華3トップ揃い踏みで、強さを見せつけた。

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