バルサFWグリーズマン、驚異的な“調整力”にスペイン紙も着目「マシーンだ」
2012年11月以降、負傷による連続試合欠場はゼロ バルサでも20試合中19試合に出場
今夏バルセロナに移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、昨シーズンまで所属したアトレチコ・マドリードで見せていたほどの輝きをまだ放つことはできていない。しかし、スペイン紙「マルカ」は「グリーズマンはマシーンだ」との見出しで、“調整力”に注目している。
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「プレーのパフォーマンスが良いか、悪いかは別にして、グリーズマンはコンディション管理の点で非の打ちどころがない」と、記事は伝えている。
チームメートのフランス代表FWウスマン・デンベレが再び負傷し、戦列を離れたのに対し、グリーズマンはほとんど負傷とは無縁だ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、プレーできなくなっても、グリーズマンは常に監督の選択肢に残っている。
今季、バルセロナはリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を20試合戦ったが、グリーズマンはそのうちの19試合に出場。唯一、彼がプレーしなかった試合は、エルネスト・バルベルデ監督が起用しなかった10月6日のセビージャ戦だけだ。
ここまで全試合の95%の試合に出場したグリーズマンだが、この数字はこの10年間の記録を少し上回るに過ぎない。これまでフランス人ストライカーは、レアル・ソシエダ、アトレチコ・マドリード、バルセロナで出場可能な519試合のうち、475試合に出場してきた。これは実に91%という数字になる。
グリーズマンが連続して試合を欠場した記録を見つけるためには、レアル・ソシエダ時代の2012年11月まで遡らなければならない。当時、筋肉系の負傷をした彼は、3試合連続で欠場した。それ以降、アトレチコ時代の17年12月の一度を除けば、グリーズマンは負傷欠場とは無縁になっている。彼が試合に姿を見せない時は、出場停止処分を受けた時か、戦術的な理由のどちらかだ。
クラブチームだけではなく、13年にデビューを果たしたフランス代表でも、グリーズマンは82試合のうち78試合に出場。これも95%という数字だ。
日本にも「無事之名馬」という諺があるが、レアル・ソシエダ時代から477試合で190得点を挙げているストライカーは、まさに名プレーヤーと呼ばれるにふさわしいだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)