なでしこジャパン熊谷紗希、アジア年間MVPを初受賞! 高倉監督も年間最優秀監督に選出
なでしこジャパンを牽引する2人がダブル受賞
アジアサッカー連盟(AFC)は2日、香港でAFCアワードを開催し、アジア年間最優秀女子選手賞をなでしこジャパン(日本女子代表)主将のDF熊谷紗希(リヨン)が初めて受賞した。また、年間最優秀女子監督にはなでしこジャパンの高倉麻子監督が選ばれた。
フランス1部リヨンで活躍する熊谷は、今年開催されたフランス女子ワールドカップ(W杯)に主将として出場。世代交代を進めるチームを“ベテラン”として束ねてベスト16へと牽引した。常盤木学園高校の2年時の2008年にA代表に初選出され、優勝した11年のドイツ女子W杯ではセンターバックのレギュラーとして活躍。先月10日に行われた国際親善試合の南アフリカ戦(2-0)ではA代表初ゴールを記録した。クラブでも“欧州最強”との呼び声が高いフランスのリヨンで存在感を発揮しており、今年の女子W杯では国際サッカー連盟(FIFA)が、大会に出場するスター選手の1人として紹介するなど、世界的な評価も高かった。
今回、アジア年間最優秀選手賞を初受賞した熊谷と同じく、なでしこジャパンを率いる高倉監督も年間最優秀監督に選出。日本の女子サッカー界を引っ張り、来年の東京五輪での活躍が期待される2人が揃っての受賞となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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