久保建英の前で… W杯優勝FWの25m“超低空ミサイル弾”に称賛「爆発」「パワフル」

マジョルカ戦で躍動したMFフェキル【写真:Getty Images】
マジョルカ戦で躍動したMFフェキル【写真:Getty Images】

マジョルカの久保がフル出場もベティスに1-2敗戦 相手FWフェキルの決勝弾に反響

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間11月30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節の本拠地ベティス戦でリーグ戦4試合連続の先発出場を果たすも1-2で敗れた。この試合で強烈な存在感を示したのが、相手のフランス代表FWナビル・フェキルだ。久保の目の前で叩き込んだ強烈な一撃に「低弾道ミサイル」「ついに爆発」と称賛の声が集まっている。

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 スコアが動いたのは前半7分だった。マジョルカのMFイドリス・ババがエリア内で相手FWナビル・フェキルを倒してPKを献上。これをMFホアキン・サンチェスに決められて先制点を奪われた。

 そうして迎えた前半33分、マジョルカが敵陣でボールを回すも中盤で奪われて鋭いカウンターを受け、ドリブルで持ち込んだフェキルが地を這うような弾丸シュートを叩き込まれた。この一撃に欧州メディアが一斉に反応している。

 衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターのフランス語版は「マジョルカのGKにチャンスを与えない25mのミサイル!」と伝え、スペイン紙「AS」は「フェキルがついに爆発:強烈な一撃で決定的なゴール」も称賛。また衛星放送「ユーロスポーツ」フランス語版は「低空ミサイル:フェキルの素晴らしいゴール」と賛辞を贈れば、スペインメディア「エル・デスマルケ」公式ツイッターも「パワフルショット」と描写している。

 試合は後半10分、マジョルカのMFラゴ・ジュニオールがPKを沈めて1点差に詰め寄ったが一歩及ばず。フル出場の久保は要所で切れ味鋭いドリブルを見せ、強烈なシュートで相手ゴールを脅かしたが結果を残せずに終わった。

 フェキルは2018年ロシア・ワールドカップで優勝したフランス代表の一員で、同じくレフティーである久保の目の前で豪快な決勝ゴールをマーク。この日最もインパクトを放った1人と言っても過言ではないだろう。

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