残念ながら本田とロペスの2人を同時に放出しても、ミランは700万ユーロ（約9億円）程度の売却益を手にできないために、まだ37億円足りない。元イタリア首相のワンマンオーナーは新エース獲得のために更なる選手放出に出る可能性が高いと報じられている。

　本田は12試合連続でスタメン落ちという戦力外状態だったが、2015年最終戦の敵地フロジノーネ戦で同点アシストを決めた。リーグ戦で1年以上ゴールを決めていない背番号10はミラン残留の希望を公言しているが、ベルギー代表の実力者獲得のためにミラノから去ることを余儀なくされるかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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