C・ロナウドが歴史的大勝のラージョ戦で激怒 レアルサポーターから罵声を浴びる

同僚のマルセロになだめられるシーンも

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、20日の本拠地で10-2と快勝したラージョ・バジェカーノ戦でゴール裏のレアルサポーターから罵詈雑言の数々を受け、激怒していたことが明らかになった。スペイン地元テレビ局「クアトロ」が特集している。

 ラージョ側のCKの場面で、自陣エリア内で守備についたCR7の背中に、サポーターからブーイングが突き刺さった。

「売春婦の息子!」「無能野郎!」「クソ野郎!」と、ホームサポーターの心ない罵声が詳細にレポートされた。「出て行け」を意味する白いハンカチを振りかざす男性もいたほどだ。心ないブーイングに憤怒のロナウドは、右手人差し指を横に振りながら抗議のアピール。同僚のブラジル代表DFマルセロになだめられるシーンもあった。

 今季リーグ戦16試合12得点で得点ランク3位ながら、ロナウドはレアル不振の矢面に立たされている。今季資格のない選手を国王杯カディス戦で起用して失格となり、FWカリム・ベンゼマはフランス代表の同僚に対する恐喝容疑で逮捕されるなど、ドタバタが続いている。

 自身も来季パリ・サンジェルマン移籍を示唆し、”白い巨人”の未来に不安感を募らせる格好となっている。そんなスーパースターに対して、サポーターは厳しい視線を送っているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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