チグハグな浦和の「奇襲」不発 マルティノス“1トップ抜擢”も…川崎の牙城崩せず

浦和は得点を決められず2連敗【写真:Getty Images】
浦和は得点を決められず2連敗【写真:Getty Images】

ACL決勝を見据え大幅にターンオーバー、本人は戸惑い「やりにくさはあった」

 浦和レッズは5日、ホームでの前倒し開催となったJ1リーグ第32節の川崎フロンターレ戦に臨み、ターンオーバー起用と相まってFWマルティノスの1トップ起用という“奇襲”に出たが、結果的には不発に終わり0-2で敗れた。

 浦和はこの試合を終えるとナイトフライトで中東入りして、現地時間9日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦に臨むスケジュールになっていた。それまでの過程も中3日や中2日の厳しい日程となっていただけに、この川崎戦はACL準決勝第2戦、広州恒大(中国)戦にスタメン出場した選手はGK西川周作のみという、大幅にターンオーバーしたメンバーで挑んだ。

 そのなかで、川崎を相手にボールを持たれることを想定した浦和は、ベンチ入り停止処分の大槻毅監督に代わって試合の指揮を執った上野優作ヘッドコーチが「カウンターでサイドバックの背後を突いていくために起用した」と話した、マルティノスの1トップ起用という策に出た。

 マルティノスは、後半4分にゴールポスト直撃のシュートを放つ存在感は見せた。しかしながら、試合全体を見れば機能したとは言い難いものだった。フル出場したMF柴戸海は「奪った後にマルティノスのところで起点を作るという狙いがあって、何本か意図した形はあった」と話したが、当のマルティノスはあまり手応えのない試合になってしまったと話している。

「監督のチョイスで本来のポジションではないところでプレーして、やりにくさはあった。自分の特長はペナルティーエリア内でプレーするよりクロスを上げる側。普段1トップでプレーする選手がウイングやシャドーでプレーすれば難しさを感じると思うが、それと同じことだと思う。相手はサイドバックまで攻撃参加するので、2人のセンターバックの両脇に走り込んでいく狙いだったが、僕が行っても中に上がって来られる選手もいなくて、バランスは取れていなかった」

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