「よりキラーの本能を持っている」 バルサ英雄リバウド、レアルの“新星”ロドリゴを大絶賛
レアルの若手ヴィニシウスと比較
元ブラジル代表FWリバウド氏がレアル・マドリードのU-22ブラジル代表FWロドリゴを「よりキラーの本能を持っている」と点取り屋としての資質の高さを絶賛している。スペイン紙「AS」が報じた。
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18歳のロドリゴは今夏にサントスからレアルへと移籍。プレシーズンマッチでは同い年の日本代表FW久保建英とともにインパクトを残した。久保はマジョルカへローン移籍した一方、ロドリゴはレアルに残留した。
当初はカスティージャ(Bチーム)が主戦場になるとも見られていたロドリゴだったが、第6節のオサスナ戦(2-0)でトップデビューを果たすと、その試合でいきなりゴールを決めて強烈に存在をアピール。さらに直近の11節レガネス戦(5-0)ではリーガ初スタメンを飾り、先制ゴールをマークした。ここまで4試合3得点とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
レアルではロドリゴの同胞FWヴィニシウス・ジュニオールも活躍しているが、このところの起用法からはロドリゴが“先輩“との立場を逆転しつつある。この2人の才能について、かつて所属したバルセロナのジェンドであるリバウド氏は、点取り屋としての才能で見た場合はロドリゴに軍配が上がると見ているようだ。
「ロドリゴはヴィニシウスと同等の個のクオリティーを持っているが、彼らの違いはフィニッシュの部分にある。その点においてはロドリゴのほうが優れている。今夏にサントスから(レアルに)加わった18歳は今季のリーガで3試合2得点している。ヴィニシウスは2018年に加入して、リーグ戦24試合で3得点だ。枠内シュートでゴールへの期待がある動きをすることはできていない」
リバウド氏はさらに「同じような才能を持った2人がいたとして、一方がより多く得点を決めるのであれば、ベターなスコアラーをプレーさせる必要がある」と語ったうえで、「ロドリゴはヴィニシウスよりもキラーの本能を持っている」とフィニッシュ能力の高さに賛辞を送った。
スター選手が集まるレアルでいち早くその才能を開花させている18歳のロドリゴ。偉大な先輩からのお墨付きをもらった決定力でさらにアピールを続けることができるだろうか。