バルサ、ロッカー室で緊迫ムード リーダー陣議論「こんなふうにプレーしていたら…」
辛勝したCLスラビア・プラハ戦後のロッカールームで話し合い
バルセロナはリーガ・エスパニョーラで首位に浮上し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも3試合を終えて2勝1分けと上昇気流に乗っている。しかし試合内容自体はバルサらしい攻撃力とボール支配に危うさが残る場面がある。そのなかで2-1と辛勝したスラビア・プラハ戦後のロッカールームでは緊迫したムードが生まれたようだ。
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スペイン紙「マルカ」が現地のテレビ番組「エル・チリンギート」での情報による記事によると、試合後にコーチングスタッフが戻る前に、ドレッシングルームの中で各ポジションのリーダーたちが議論を交わしたのだという。そのなかにはこのような言葉も飛んだのだという。
「こんなふうにプレーしていたら、チャンピオンズリーグに勝つことなんかできないよ」
なお試合後には守護神のドイツ代表GKマルク=テア・シュテーゲンも「僕らはいくつか話す必要がある。自分自身を見つめないと。内部の話なのでここでは言わないけど、ピッチにいた選手たちと話がしたい」とコメントしていたが、実際に行動に移したようだ。
バルサは過去2年、悔やむに悔やみきれない形でCLを去った。2017-18シーズンはローマ、2018-19シーズンにはリバプール相手に第1戦で大きなリードを奪いながらも、第2戦で大逆転負けを食らい、チーム全体の脆さを露呈した。今度こそビッグイアー獲得を成し遂げるために、緩さを除去できるか――バルサの選手たちはシーズン前半戦から心構えを試されていると言えるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)