「ストライカーの働きが不可欠」 ウエスカ幹部が岡崎慎司に課す“ミッション”は?

岡崎慎司がウエスカで課される課題とは?【写真:SD Huesca】
岡崎慎司がウエスカで課される課題とは?【写真:SD Huesca】

ガルシアSDは1トップの岡崎と2列目の連係を磨く必要があると分析

 スペイン2部ウエスカは昇格を目指す今季、12試合消化時点で6位につけている。途中加入の日本代表FW岡崎慎司はセンターフォワード(CF)の第1オプションとして起用されているが、クラブ幹部は「2列目の才能ある選手との連係を磨くのに時間をかける必要がある」と今後に期待を込めている。スペイン地元紙「Diario del AltoAragon」が報じた。

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 アラゴン州(ウエスカ、サラゴサ、テルエルの3県)をカバーする地元紙「Diario del AltoAragon」によれば、ウエスカのスポーツディレクターを務めるルーベン・ガルシア氏は22日、本拠地エル・アルコラスの一室でコーヒー片手に記者やファンたちとサッカー談議に花を咲かせたという。そこで、「ウエスカには成長を続ける義務がある」とし、チームの現況を分析。触れたうちの一つが日本人アタッカーの岡崎だった。

「言葉の問題に向き合いながら、彼はすべてを理解している。彼はゴールを決めることを望んでいる」

 ガルシア氏は岡崎のことを認めつつ、ストライカーとしてより生かすにはチームとしてさらなるステップアップが必要だと考えているようだ。岡崎がアクロバティックなボレーシュートで今季初ゴールを挙げて勝利した第8節ジローナ戦(1-0)を例に、改善点を語っている。

「ジローナ戦でプレッシャーを上手く機能させるのに時間はかからなかった。ストライカーの働きが不可欠になる。その試合で、彼はすべてを完璧に仕上げた。2列目の才能ある選手たちと岡崎の連係を磨くのに時間をかける必要がある」

 記事でも、「もっと使わなければならない“トップ”プレーヤーの岡崎」と触れており、現地でもチームのキーマンとして見られている。19日の第12節ルーゴ戦(2-3)で今季2点目を挙げた岡崎。周囲とのコンビネーションを高め、ゴール量産体制に入りたいところだ。

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