久保の“同期”ロドリゴ、CL初出場で奮闘 ジダン監督も称賛「今後重要な選手になる」
CLガラタサライ戦で右ウイングとして先発出場し、日本代表DF長友ともマッチアップ
レアル・マドリードは現地時間22日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節ガラタサライ戦を1-0で勝利し、今大会初の勝ち点3をモノにした。この試合のトピックは決勝点を奪ったドイツ代表MFトニ・クロースや好セーブのベルギー代表GKティボー・クルトワといった殊勲者以外に、18歳にしてCL初陣を果たした18歳のブラジル人FWロドリゴだ。
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1分1敗と今ひとつの出だしとなっているCLのなかで、ジネディーヌ・ジダン監督はロドリゴを3トップの右で起用。日本代表DF長友佑都とマッチアップする形となった。得点にこそ絡めなかったが後半37分まで堂々とプレーし、今後に向けてロドリゴ自身、そしてチーム全体にとっても大きな手応えとなった。
「夢を実現したので、この機会に満足している。今日、ジダンがスターティングイレブンを発表した時に知ったんだ。とても緊張したけど、楽しんでプレーできたよ」
スペイン紙「マルカ」によると、ロドリゴはインタビューでこのように話したという。スタメンで出場すると知った時は「もちろん驚いた」と正直な気持ちを隠さなかったものの、指揮官からの指令を受けつつ、自分を表現しようと努めたのだとも続ける。
「監督は僕に『守備でのやるべきことを実行しつつ、ボールを持って楽しんで、プレーすることを楽しんでこい』と言った。僕はジダンが言ってくれたことをやれたと思う。チームメイトは僕を祝福してくれたしね」
またスペイン紙「AS」によると、試合後の会見でジダン監督も「彼はいいプレーをしたし、今後重要な選手になっていく」と話したという。日本代表MF久保建英(マジョルカ)と同タイミングでレアルに加入したロドリゴ。リーガ・エスパニョーラでも公式戦初ゴールを記録するなど勢いに乗る18歳は、新生レアルの象徴となりつつある。