マジョルカ久保、レアル主将との“試合前の挨拶”に脚光 「ラモスは最も愛情深さを見せた」
試合前にレンタル前まで同僚だったマルセロやラモスら重鎮とも握手やハグで再会を喜ぶ
スペイン1部マジョルカは、現地時間19日に行われたリーガ第9節で名門レアル・マドリードを1-0で破る大金星を挙げた。後半14分から途中出場した18歳の日本代表MF久保建英は守備で奮闘を見せたなか、スペインメディアは試合前の“挨拶”に脚光を当てている。
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ホームで強豪レアルを迎え撃ったマジョルカは、前半7分にコートジボワール人FWラゴ・ジュニオールのゴールで先制。久保もリードを保って迎えた後半14分に投入されると守備で奮闘し、今季リーグ戦無敗だったレアルに初めて土をつけた。
そのなかでスペインのラジオ局「COPE」が注目したのが、久保の試合前の行動だ。マジョルカは今季からVIPのファンを、ピッチへと続くトンネル裏へと招待。試合に臨む選手たちが思い思いの時間を、ガラス一枚を挟んで見ることができる。
同局はその“ファン目線”の動画を独自に入手。「ロッカールームへのトンネルで、久保がレアル・マドリードのチームメイトに挨拶」と題した記事では、ロッカールームから出てきた久保がレアルのスタメンの元へ。セルビア代表FWルカ・ヨビッチ、スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラと握手をかわすと、ブラジル代表DFマルセロの背中をポンと触り、久保に気づいたマルセロとがっちり握手。そして、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとは握手とともにハグをし合い、何やら言葉を交わしている。
「久保建英はチームメイトだった選手たちと1人ずつ挨拶。セルヒオ・ラモスはハグで最も愛情深さを見せた1人だ」
記事では、今夏にレアルと契約し、マジョルカへ期限付き移籍している久保が“元同僚”たちと親交を温める様子、そして、ラモスにも認められる存在であることに注目していた。
今回、久保は攻撃面で見せ場を作るチャンスはほとんどなかったが、4月12日にレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われる第31節では“元同僚”たちにプレーで健在ぶりをアピールできるだろうか。