マジョルカは19日に敵地でレアル戦　レンタル中の久保は“古巣”と対戦へ

　スペイン1部マジョルカは、現地時間19日に本拠地での第9節レアル・マドリード戦を迎える。レンタル移籍中の日本代表MF久保建英にとっては“古巣”との対戦になるが、リーガ・エスパニョーラ公式インスタグラムは、19歳のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとのマッチアップに注目している。

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　久保は今夏にレアルと契約し、その後同じスペイン1部のマジョルカへレンタル移籍。今季はここまでリーグ戦6試合に出場（うち先発2試合）し、ヘタフェ戦（4-2）でリーガ初アシストをマークしている。

　10月のカタール・ワールドカップ・アジア2次予選2連戦は、15日のタジキスタン戦（3-0）に後半42分から途中出場したのみ。スペイン紙「マルカ」は、スペイン→日本→タジキスタン→スペインと2万kmを超える長距離移動に対して出場時間の少なさを皮肉る記事も出ているが、チームに戻った後には19日に本拠地でレアルとの対戦が控えている。

　リーガ・エスパニョーラ公式インスタグラムは、「タケフサ・クボとヴィニシウス・ジュニオールは土曜日に会う！ どちらをあなたのチームに選びますか？」とメッセージを添え、マジョルカの久保とレアルのブラジル代表FWヴィニシウスのトレーディングカード風写真を対比。海外ファンの書き込みではややヴィニシウスへの票が上回っているが、「クボ」「タケ！」といった久保へのコメントもあり、他にも「彼らは両方ともレアル・マドリードの未来だ」と両者に期待する声も見受けられる。

　ヴィニシウスも今季はリーグ戦8試合中5戦の出場とレギュラー定着には至ってないが、世界的な有望株として知られる両者の対戦は実現するだろうか。