ベルギー協会、アンデルレヒトに60万円罰金処分 “無資格”コンパニを監督任命で規約違反

アンデルレヒトで選手兼監督としてプレーするDFコンパニ【写真:Getty Images】
アンデルレヒトで選手兼監督としてプレーするDFコンパニ【写真:Getty Images】

今夏コンパニを選手兼監督に任命もUEFAプロライセンスを保持せず

 今夏にベルギー代表DFヴァンサン・コンパニと契約し、“選手兼監督”に任命したアンデルレヒトにベルギーサッカー協会が罰金処分を下した。コンパニがUEFAのプロライセンスを取得していないことが問題になっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 コンパニは昨季限りで11シーズンにわたってプレーしたマンチェスター・シティと契約満了を迎え、古巣アンデルレヒトに復帰した。経験豊富なセンターバックは選手兼監督の大役に任命された。

 しかし、ベルギーサッカー協会は同国1部リーグクラブの監督にはUEFAプロライセンスの取得を義務付けているものの、コンパニはその資格を保持していない。同協会は規約違反により、アンデルレヒトに5000ユーロ(約60万円)の罰金を下した。

 コンパニは開幕4試合終了時点でチームの成績不振により、試合日は選手に専念することがクラブから発表されていた。アンデルレヒトはコンパニを兼任監督としたうえで、ヘッドコーチのサイモン・デイビス氏が事実上指揮を執っていたと主張したようだが、協会はルール違反であることに変わりがないとし、処分を決定した。

 なお、アンデルレヒトはリーグ戦10試合を終えた時点で2勝3分5敗の勝点9。16チーム中13位に沈んでいる。


(FOOTBALL ZONE編集部)



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