インテル、マンUのセルビア代表MFを“繰り上げ獲得”か 今冬にも移籍と伊紙報道

ユナイテッドMFマティッチ【写真:Getty Images】
ユナイテッドMFマティッチ【写真:Getty Images】

来夏に契約満了…ゼロ円移籍による争奪戦を回避?

 マンチェスター・ユナイテッドのセルビア代表MFネマニャ・マティッチは、オーレ・グンナー・スールシャール監督からの評価が低く今季終了後の契約満了に伴う退団が濃厚とされている。しかし、イタリアの名門インテルが獲得を前倒しする可能性が高まっているようだ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

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 マティッチは2017年夏に3年契約でユナイテッドに加入すると、当時のジョゼ・モウリーニョ監督に重宝されて絶対的なレギュラーポジションを確保した。しかし、モウリーニョ氏が解任されてスールシャール暫定監督から正式監督へという流れのなかで評価は高くなく、出場機会を一気に減らしていた。

 一方のインテルはアントニオ・コンテ新監督の下で好調なシーズンのスタートを切っている。だが、3-1-4-2システムで中盤中央のトライアングルは質も量も欲しいポジション。現在はイタリアの若手MFニコロ・バレッラやMFステファノ・センシ、ウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノ、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチといった選手たちが起用されているが、マティッチは補強ポイントに合致する存在になる。

 来年の夏に移籍金ゼロで獲得できる選手となれば、多くのクラブとの争奪戦は避けられない。そこで、インテルは冬の移籍市場で移籍金が安く済む状態で獲得を目指し動きを始めたとしている。

 今季のマティッチはプレミアリーグで3試合、UEFAヨーロッパリーグで2試合の出場している。だが、直近のリーグ2試合はベンチで試合を終えた。ユナイテッドとしても、多少なりとも移籍金を得られる冬の移籍はメリットになることもあり、スールシャール監督が解任される事態にならなければ話が進む可能性はありそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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