レアルOB、完全不発の新加入FWを擁護 「素晴らしいストライカー」「時間が必要」
元レアルDFサルガド氏、フランクフルトから加入した21歳FWヨビッチについて言及
セルビア代表FWルカ・ヨビッチは、2018-19シーズンに公式戦48試合27ゴールを記録した。その活躍が認められ、今夏にはレアル・マドリードに加入したが、ここまでまだ得点を挙げることができていない。レアルのOBである元スペイン代表DFミチェル・サルガド氏は、早急に結果を求める周囲の声に待ったをかけている。スペイン紙「AS」が報じた。
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レアルがヨビッチを獲得するためにフランクフルトに支払った移籍金は、6000万ユーロ(約72億円)にも上る。しかし、21歳のセルビア人ストライカーは6月のEURO2020予選を最後に、まだレアルでは一つもゴールを挙げることができていない。
しかし、レアルで4度のリーグ優勝とUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験したサルガド氏は、「彼は若い選手だ。レアルがサインをしたのには、理由があるはずだ。フランクフルト時代は素晴らしかった。多くのゴールとクオリティーの高い攻撃を見せていた」と、擁護している。
「レアルが『9番』、つまりストライカーを探していたのは知られていた。ベンゼマは異なる9番であり、フィニッシュよりも、ボールを集め、周囲と連動するタイプだ。ヨビッチはまだまだ学ぶことが多い。彼は若い選手であり、レアルは大きなプレッシャーがかかるクラブだ。彼は時間が必要だし、その時間は与えられるはずだ。彼が素晴らしいストライカーであることは知られているし、それはドイツでも同じだろう」
ヨビッチは、今回の代表活動期間でセルビア代表に招集されなかった。19日に日本代表MF久保建英が在籍するマジョルカ戦を控えなか、レアルの一員として準備を続けている。
(FOOTBALL ZONE編集部)