「すごいインテンシティー」 長友佑都、充実のチーム状態に手応え「相手どうこうよりも…」
「ゲームをやってもプレッシャーはハンパじゃない」と充実する現状を明かす
森保一監督率いる日本代表は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(15日/リパブリカン・セントラル・スタジアム)に向けて前日練習を行った。DF長友佑都(ガラタサライ)は充実のチーム状態を明かし、「今のチーム状態的に心配はしていない」と試合を展望している。
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長友は10日のモンゴル戦(6-0)で先発出場すると、2-0の前半34分にゴールを奪う。MF伊東純也(ヘンク)がMF南野拓実(ザルツブルク)とのワンツーで右サイドを突破すると、ゴール前で折り返しに詰めていたのが長友だった。2009年10月8日の香港戦(6-0)以来、約10年ぶりのゴールとなっている。
タジキスタン戦はここまで2戦2勝のチーム同士の対戦で、グループ内の今後を占う一戦でもある。前日会見に臨んだ森保監督は「非常に個のフィジカルの能力がある、推進力のあるチーム」とタジキスタンを警戒するなか、長友は対戦相手へのリスペクトを示しつつ、現在のチーム状態への自信を口にしている。
「(タジキスタンは)すごいモチベーションで来るでしょうね。グループの中では一番力があるんじゃないかと思っています。ただ、今のチーム状態的に心配はしていないです。それくらいチームの状態は良いと思っていますし、しっかりパフォーマンスを発揮できるんじゃないかと思っています」
自信の“裏付け”となっているのは、「相手どうこうというよりも、自分たちが力を付けてきた」という感覚だ。2次予選で連勝スタートを飾り、直近のモンゴル戦は内容・結果ともに充実。タジキスタン到着後のトレーニングでも、“良い流れ”が続いていることを明かす。
「みんなかなりモチベーションにあふれています。クラブチームよりも一人ひとりのモチベーションが高いし、ゲームをやってもプレッシャーはハンパじゃないですよね。もう『自分が見せてやろう』という意気込みでやっているので、すごいインテンシティーのなかで練習できています」
高いレベルで切磋琢磨しながら、勝利を積み重ねるサイクルが生まれているようだ。「しっかり勝って、流れをつなげたい」という長友の言葉どおり、タジキスタン戦でもハイパフォーマンスを発揮し、良い状態をさらに継続・加速していくことを期待したい。
(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)