レアル、来夏のネイマール獲りに“強力援軍”か 最大96億円出資を提案した社とは?
ネイマールがスパイク契約するナイキ社ではなく、アディダス社が出資を名乗りか
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、今夏の移籍市場でスペインの古巣バルセロナへの復帰が取り沙汰されたが実現しなかった。永遠のライバルであるレアル・マドリードには来夏のネイマール獲得に向けて強力な援軍が出現したという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。
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今夏のネイマールはPSGがバルセロナからの獲得オファーが届いていることを認めるなど、移籍に向けての動きがあった。しかし、記事ではバルセロナのクラブ内にはネイマールの復帰を快く思わないグループが存在し、実際には決して簡単な状況にはないとされている。
レアルはPSG経由の“禁断の移籍”でネイマール獲得を望むとされてきたが、ユニフォームをスポンサードするアディダス社が、その獲得に向けて追加予算を出す構えがあるようだ。ネイマール獲得には2億ユーロ(約240億円)レベルの移籍金が必要と見込まれるなか、そのうち7000万ユーロから8000万ユーロ(約84億円から約96億円)をアディダス社が拠出する話が浮上している。
その背景には、現在ナイキ社のスパイクを着用するネイマールの契約をアディダスが獲得したいという意向が強く反映されている。アディダス社のユニフォームであるレアルが選手を獲得し、広告塔としてスパイクの契約を選手と結ぶという目指すものが一致したことで、この資金援助への流れが生まれたとされた。
ネイマールはしばしばインタビューなどで、“エア・ジョーダン”のTシャツを着ている姿があるなど、ナイキ社にとっても重要な広告塔になっている。バルセロナとレアルのライバル関係だけでなく、ナイキ対アディダスの構図も持ち込まれようとしているネイマール“狂騒曲”は、この先どのような展開を見せることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)