FC東京が太田のフィテッセ移籍を正式発表  “成り上がり”SBが念願の欧州挑戦へ

ハーフナーも2011年12月から2年半プレーしたオランダ1部6位

 J1のFC東京は15日、DF太田宏介がオランダ・エールディビジのフィテッセに移籍することを発表した。

 日本代表の一員としても活躍する太田は、麻布大渕野辺高から2006年にJ2の横浜FCに加入。08年に都並敏史監督の指導の下、国内では希少な「左利きの左サイドバック」としての才能に磨きをかけると、翌年に移籍した清水エスパルスで3シーズン着実に進化を遂げて、12年にFC東京に加入した。

 新天地で左足のキック精度をさらに高めると、次第にプレースキッカーとしての地位も確立。切れ味鋭いクロスを武器にアシストを量産し、昨季は自身初のJリーグベストイレブンに選出されるなど、青赤のユニフォームを身にまとった4年間で、国内屈指の左サイドバックの地位を確立していった。

 太田自身は清水時代から海外志向が強く、フィテッセ側から正式オファーが届いたこのタイミングでの挑戦を決断。FC東京のファン・サポーターに向けては、クラブを通じて次のようなメッセージを残している。

 

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