浦和MF橋岡大樹、豪快弾に自画自賛「思い切って…」 先輩も絶賛「今日は橋岡の日」

「今日やらないでいつやるのか」 気合を入れ直した橋岡…関根もその働きに言及

 この日、浦和の選手バスがスタジアムに入る際、サポーターの大声援で出迎えられた。橋岡は「鳥肌が立ったし、今日やらないでいつやるのか」と気合を入れ直したという。9月25日に天皇杯4回戦でJFLのHonda FCに敗れた試合では、ベンチ入りも出場機会がなかった橋岡だが、試合後の大ブーイングに対して深々と頭を下げていた。下部組織から育った生え抜きは「サポーターの悔しさを感じて、闘う責任が心にしみた。それを胸に、もっと結果を出したいと感じた」と、奮起していた。

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 この清水戦の3日前には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦の広州恒大(中国)戦でMF関根貴大が豪快なミドルを決めて2-0の勝利に貢献した。苦しい状況の中で下部組織から昇格した選手たちが結果を残し、浦和は苦しい時期を脱しつつある。関根は「今日は橋岡の日で良いんじゃないですか」と後輩を称えた。

 橋岡は「この前は関根選手が決めて、こうやって生え抜きが活躍することでユースやジュニアユース、ジュニアの選手たちも希望と夢を持てると思う」と話す。厳しい声も喜びの声も大きい浦和サポーターの環境も知る生え抜きは、ACL優勝とリーグ残留を争うアンバランスなシーズン終盤戦で、そのエネルギーをピッチに還元する。

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