南野には「オファーが押し寄せる」 CLで輝く“アジア勢4人”に海外注目「すでに噂も…」
CLグループステージ第2節で4人のアジア選手がゴール 「スポットライトを浴びる」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ第2節を現地時間1日、2日で消化した。ザルツブルクの日本代表MF南野拓実が欧州王者リバプールを相手に叩き込んだ豪快ボレー弾が世界でも反響を呼んでいるが、豪州メディアは今節のCLで輝きを放った4人のアジア勢の活躍を特集している。
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ザルツブルクは2日、リバプールの本拠地に乗り込んだ。試合は3-4で競り負けたものの、前半39分に韓国代表FWファン・ヒチャンがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを置き去りにする鋭い切り返しからの一撃でネットを揺らすと、後半11分には左サイドを突破したファン・ヒチャンのクロスを南野が鮮やかなダイレクトボレーでゴール左に叩き込んだ。
さらに直後の同15分、南野が右サイドからクロスを上げ、ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドが同点弾。南野とファン・ヒチャンを起点にわずか21分間で3ゴールを生み出し、難攻不落の要塞として知られるアンフィールドで前大会のCL覇者を焦らせた。
豪州サッカー情報サイト「The World Game」は「若きアジアのスターたちがCLの舞台でスポットライトを浴びる」と見出しを打って報道。南野とファン・ヒチャンの他にも、同節でトットナムの韓国代表FWソン・フンミンがバイエルン・ミュンヘン戦で先制点を決め、ゼニトのイラン代表FWサルダル・アズムンがベンフィカ戦で追加点を奪ったことも紹介している。
「近年、韓国と日本はますますトップレベルで輝く選手たちを生み出しており、オーストラリアはやや遅れを取っている状況にある」と指摘し、南野とファン・ヒチャンについては「プレッシャーとスポットライトから離れて飛躍を遂げ、より大きい欧州のリーグへと移籍するチャンスがある」と主張している。
「2人は良いチームで重要な役割を担っており、オファーもドッと押し寄せるだろう。すでにいくつかの噂も浮上している」と近い将来のステップアップにも太鼓判を押している。リバプールを相手に与えたインパクトは大きな意味を持つことになるかもしれない。