エイバル乾貴士、“古巣”ベティス相手にフル出場で奮闘 スペイン紙も及第点評価
敵地で1-1ドロー チームは直近4戦で2勝2分と復調
エイバルのMF乾貴士は現地時間4日、リーガ・エスパニョーラ第8節ベティス戦に先発フル出場した。昨シーズン半年間所属したクラブを相手に奮闘し、1-1のドローをつかみ取ったなかで、スペイン紙からも及第点の評価を受けている。
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前節セルタ戦で今季初アシストをマークした乾。この日も左ウイングとしてキックオフの笛を聞いた。開始2分、空中戦で相手選手と競り合った際に腕が入ってピッチに倒れ込む。試合自体もホームのベティスが押し気味に進める展開で、敵地ベニート・ビジャマリンに戻る形となった乾にサポーターからブーイングが飛ぶ場面もあった。
それでも先制したのはエイバルだった。前半34分に得たCKの競り合いの場面で、エイバルMFゴンサロ・エスカランテがファウルを受けてPKを獲得。これをFWファビアン・オレジャーナが落ち着いて決めて先制に成功した。
後半8分には左サイドでロングカウンターからのパスを受けた乾が、スムーズなドリブルからペナルティーエリアに入り込みシュート。これはベティス守備陣のブロックでわずかにゴール右へと外れたものの、存在感を放った。
その後チームは、同21分にセットプレーからベティスに同点ゴールを浴び、勝ち点3を得ることはできなかった。しかしスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」の試合後の採点では、エイバルの選手がおしなべて高い評価を受けている。乾も3つ星満点中で2つ星となっている。シーズン開幕直後こそ出遅れたエイバルだが、ここ4戦は2勝2分。復調するなかで、乾も欠かせない戦力となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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