マンU、獲得狙う4選手をピックアップ 英紙が候補公開…若手補強の方針を継続か
若い選手を中心にチーム作りを敢行中、冬と来夏の移籍市場で若手タレント獲得を目指す
マンチェスター・ユナイテッドは、9月初旬に選手補強に関するミーティングを行い、来季までの2回の移籍市場で獲得を目指すターゲットをすでにピックアップしたようだ。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が伝えている。
ユナイテッドでは、夏の移籍市場で3選手を放出し、新たに3選手を加えることを目指している。オレ・グンナー・スールシャール監督はより若い選手を中心としたチーム作りに取り組んでおり、今夏に獲得したウェールズ代表MFダニエル・ジェームズ、U-21イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカ、イングランド代表DFハリー・マグワイアも全員26歳以下と若い。
「マンチェスター・イブニング・ニュース」によると、そんなユナイテッドが来年1月の移籍市場と来夏に狙うのは、レスター司令塔のU-21イングランド代表MFジェームズ・マディソン、同選手とクラブと代表で同僚のDFベン・チルウェル、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、そしてウェストハムの同国代表MFデクラン・ライスの4選手。マディソンとチルウェルは22歳、サンチョは19歳、ライスは20歳と期待の若手選手たちだ。
上層部は、イングランド代表でもプレーする選手たちを獲得するにあたり“かなりの努力”が必要となることを認識している。しかし特に今夏、ベルギー代表FWロメル・ルカクの退団とチリ代表FWアレクシス・サンチェスもレンタル移籍で人手不足となっているFW陣の補強は、1月にも実現させたいところ。
今季不調で、7試合を終えてプレミアリーグ10位に沈んでいるユナイテッド。これから2回の移籍市場で選手層の薄さを解消し、2020-21シーズンを迎えることはできるのだろうか。今季はまだ始まったばかりだが、クラブ首脳陣はすでに来季を見据えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)