ハーツFW食野、ベテラン同僚が“愛され秘話”披露 「英語が得意でないのに中心にいる」
同僚FWマクリーンが地元メディアのインタビューで食野に言及
今夏、スコットランド1部ハーツへ加入したFW食野亮太郎が好調を維持している。現地時間9月14日、リーグ第5節マザーウェル戦(2-3)に途中出場し、移籍後初ゴールを記録。初めての海外挑戦で周囲の信頼を勝ち取っている21歳が、なぜ新天地で良いスタートを切ることができたのか。同僚のベテランFWスティーブン・マクリーンが、地元メディア「エディンバラ・ライブ」で“要因”を語っている。
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食野は今夏、J1ガンバ大阪からプレミア王者マンチェスター・シティに完全移籍。イングランドでの就労ビザが取得できないことからすぐさま“武者修行”が決定し、期限付き移籍先はハーツとなった。G大阪の下部組織で育ち、今年ブレイクを果たした21歳。名前が食野であることと、ドリブルが得意なことから“浪速のメッシ”とも呼ばれ、ペナルティーエリア外からの強烈なミドルシュートで印象を残してきた。
ハーツでの初ゴールも個人技から低弾道のミドルシュートを突き刺したもの。地元メディアは「ハーツの独創的な突破口」と称えていた。リーグ戦4試合1得点の活躍を受けて、37歳のベテランFWマクリーンが、食野が活躍する理由について明かした。
マクリーンによると、「英語があまり得意でないのにロッカールームで中心にいる」という。周りは好印象を抱いているようで、16歳下の若武者について「彼はいい若者と言える。本当にはつらつとしていて、とても価値がある」と“べた褒め”だった。