11戦ぶり勝利の浦和、大槻監督が垣間見せたわずかな“安堵の表情”が意味するものは?

「まだ決勝に確実に行けるということを保証してくれるものではない」

「ここにいて仕事をするにあたって、そういう責任を負っていると思っていますし、つい先日もファン・サポーターのみなさんから熱い叱咤激励をいただいていました。なんとかそういったことに対して、いつも応えたいと思っていますし、今日も素晴らしい雰囲気を作ってくださったことに感謝しています」

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 久しぶりの勝利となったが、ACLに関してはあくまでも第1戦であり、大槻監督曰く「まだ決勝に確実に行けるということを保証してくれるものではない」。リーグ戦では残留争いの渦中にある状況を変化させるものでもない。

 しかし、勝利のない時期、それもホームでまったく勝てていない状況によって積み上げられてきたプレッシャーがどれほどのものだったのかを物語るような、一瞬の表情だった。この勝利がチーム内や取り巻く環境を含めた空気をどれだけ変えるのか。浦和のシーズン終盤にとって、あとで振り返ればこのゲームがターニングポイントになったと言えるような90分になる可能性も十分にありそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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