ミラン本田の1月放出へ加速? 伊紙がシステム変更による状況悪化を指摘

バロテッリ、メネズの復帰でさらに厳しく

 スポーツヘルニアの手術を受け、全体練習に合流したFWマリオ・バロテッリもメンバー入りすることで、ニアングが完全に2列目枠となる可能性もあり、その場合、本田の序列は右サイドの3番手となってしまう。左サイドはイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの定位置。現在のチームのエースと争う実力を、1年以上リーグ戦のゴールから遠ざかっている本田は見せることができていない。

 腰痛で2度の手術を受けた昨季16得点のFWジェレミー・メネズも、年明けには復帰予定。そうなれば、本田の立場はより一層厳しくなる。

 本田は今季終了後の移籍が有力視されていたが、記事では「夏よりも冬の移籍市場で移籍を検討することになる」と指摘。10月のナポリ戦で2試合連続で出場機会ゼロに終わった本田は、ミランのクラブ、監督、サポーター、メディアを批判。その一方で、ミランから移籍するつもりはないと主張していたが、システム変更による窮地で、1月離脱へ舵を切る可能性が浮上してきた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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