バイエルン会長、独代表GK論争で異例の警告 「これ以上代表チームに選手を送らない」

(左から)ドイツ代表GKノイアー、GKテア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
(左から)ドイツ代表GKノイアー、GKテア・シュテーゲン【写真:Getty Images】

GKノイアーが代表正GKから転落した場合… バイエルン会長が見解

 ブンデスリーガ王者バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長が、同クラブの守護神であるGKマヌエル・ノイアーがドイツ代表で正GKの座から転落した場合、代表チームには1人も選手を送らないと明言している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

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 ドイツ代表では不動の守護神にノイアーが君臨。しかし、バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが代表での出場機会が少ないことに苛立ちを募らせており、「答えを見つけるための時間だと思っている」と前向きな姿勢を示しているものの、「自分のベストを出しているのに、自分の望むところにいることができていない」と、ドイツメディア「T-Online」に語っていた。

 またテア・シュテーゲンは、チームのキャプテンでもあるノイアーを正GKから落とすようヨアヒム・レーブ監督に圧力をかけるような言動を行ったともされ、両キーパーはここ最近に口論していたと伝えられている。

 これを受けて、ヘーネス会長はレーブ監督に対し、もしノイアーを正GKから落選させれば代表チームに重大な影響を与えると警鐘を鳴らした。同会長はドイツ紙「ビルト」のインタビューで、「我々は、ここ(GK)に変更があることを断固として受け入れない。そうしなければ、我々はこれ以上代表チームに選手を送らないだろう」とコメントしている。

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