マジョルカ久保とバルサ16歳新星、カンテラ時代の恩師が比較 「私ならファティを残す」
16歳FWファティの下部組織時代の苦労も明かす 「困難な時期だった」
バルセロナの下部組織時代に日本代表MF久保建英やギニアビサウ出身のFWアンス・ファティを指導した元コーチのダニエル・ホルカス氏が、かつての教え子たちに言及。久保はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの類似点を持っているが、ファティを優先すべきだと考えていることを明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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現在マジョルカでプレーする久保と、16歳ながらバルセロナでデビューを飾ったファティは、12年から15年までバルセロナのカンテラ(下部組織)でチームメートとして戦っていた。しかし、久保は15年にFIFAがバルセロナに課した処分の影響で退団を余儀なくされると、FC東京を経て今夏にレアルへと移籍。ともに戦っていた2人は違う道を歩むことになった。
そんな2人のことを語ったのは、バルセロナのカンテラでコーチを務めていたホルカス氏だ。スペインのテレビ番組「エル・チリンギート・デ・フゴーネス」に出演し、「久保はよりメッシに似ているが、私はアンス・ファティを残しておくね」と主張したホルカス氏は、「彼は当時から周囲と違う選手だった」としたうえで、ファティが下部組織時代に苦労していた過去を明かしている。
「困難な時期だった。(FIFAによる処分がクラブに課せられていたため)1年間プレーできなかった。彼が試合でプレーできるように、親善試合をオーガナイズしたよ」
今季は12月8日にはバルセロナ対マジョルカが予定されている。久保とファティの対峙は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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