「今の代表はこの23人」 南野、“本田・香川・岡崎ビッグ3”不在のW杯予選も「責任感持って」

2試合連続ゴールを狙う日本代表MF南野拓実【写真:Football ZONE web】
2試合連続ゴールを狙う日本代表MF南野拓実【写真:Football ZONE web】

2試合連続ゴールを狙う南野 「常に最悪の状況を想定してプレー」

 日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)が、2試合連続ゴールを目指す。日本代表は9日、試合会場のトゥウンナ・スタジアムでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(10日)に向けた公式練習を行った。土砂降りのなか、冒頭15分を公開して調整。5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)で得点した南野は、悪天候が予想される一戦でも“真骨頂”を見せる。

 ミャンマー合宿の初日から3日連続で雨となったヤンゴン。試合前日のこの日は練習開始から終了まで土砂降りのなか、試合会場のピッチで約1時間練習を行った。W杯予選の初戦はFIFAランク135位のミャンマー。試合でもスコールなど、悪天候、過酷ピッチが予想される敵地で、“想定外”にも動じず得点を狙わなければいけない。大黒柱のFW大迫勇也(ブレーメン)とともにゴールが期待される南野自身も練習を通して、得点のビジョンを描いていた。

「イレギュラーなバウンドだったりとか、1対1の場面で常に最悪の状況を想定してプレーするのは重要なポイント。予想外のことが起きて失点してしまうとか、怪我につながるとかそういうのが選手としては嫌なところなので、常に頭入れながらプレーするというのは大事な部分。もしかしたらゴール前でキレイに崩すというよりも時間帯によってはオウンゴールで……という展開も出てくると思うし、そういうなかでガチャガチャってなった時に点を取れたり……というのがこういうピッチの時は経験上起こりうる一つのゴールパターンだと思うので、意識しながらプレーしたい」

 森保ジャパンでは大迫の7点に次ぐ6得点しており、得点源として発足から1年間チームを支えてきた。今回は今まで長年、日本代表の中心を担ってきたMF本田圭佑(メルボルン・ヴィクトリー→無所属)、MF香川真司(サラゴサ)、FW岡崎慎司(ウエスカ)らが不在のW杯予選。“新時代”を担う南野にとっても新たな挑戦。懸かる期待も大きいが、先輩たちの姿に囚われすぎず、それでも日の丸を背負う責任を持って戦う覚悟だ。

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