「史上最も愚か」 ソン・フンミン悶絶の危険タックルに英騒然「圧倒的にショッキング」

トットナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
トットナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

PKを献上したアーセナルMFジャカの無謀なチャレンジに非難集中 「絶対的に狂気の沙汰」

 プレミアリーグは開幕から約1カ月が経過し、現在は代表ウィークのため中断期間に突入している。アーセナルは中断前の現地時間1日に行われた第4節でトットナムと対戦し、2-2と引き分けていたが、スイス代表MFグラニト・ジャカがトットナムの韓国代表FWソン・フンミンを危険なタックルで転倒させPKを与えた場面について、英メディア「GIVE ME SPORT」は「史上最も愚かなタックル」と見出しを打って糾弾している。

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 “ノース・ロンドン・ダービー”として知られる“ビッグ6”同士の直接対決は、前半に2点のビハインドを背負うも、FWアレクサンドル・ラカゼットとFWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで、アーセナルがドローに持ち込んだ。一方、前半40分にジャカがペナルティーエリア内で敢行した危険なタックルが物議を醸している。ボールを持ったソン・フンミンに対し、両足で激しいタックルをお見舞い。ソン・フンミンはピッチに転倒し悶絶する事態となった。

 記事では、ジャカのソン・フンミンに対するチャレンジを「圧倒的にショッキング」と表現し、解説者のギャリー・ネビル氏のコメントも紹介。「絶対的に狂気の沙汰だった。毎週毎週、シーズンごとに彼は同じようなプレーをし、学ぶ姿勢を見せない」と憤る様子を見せていた。また、解説者のジェイミー・レドナップ氏も「彼はもう26歳だ。サッカー選手として成長しないと」と苦言を呈していた。

 2016年にアーセナルに加入したジャカは、強靭なフィジカルコンタクトを武器に、ボールを回収するフィルター役を担っているが、バーゼル、ボルシアMG時代から続く荒々しいプレーが今も抜けておらず、プレミアでも警告を受ける場面が多々あった。最終ラインに負傷者が相次いだ際は緊急で左サイドバックに入るなど、ユーティリティ性の高さも備えているものの、ソン・フンミンを潰したタックルはあまりに無謀だったと言えるだろう。

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