ユベントスMF、CL登録外でクラブ告発 “約束”を反故にされ「私を怒らせている」
ドイツ代表MFエムレ・ジャン、CL登録リスト入りを条件に残留も…
イタリア王者ユベントスのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、母国の有力紙「ビルト」に対して、クラブが約束を違えたことを暴露している。
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ジャンは移籍市場の最終日で別のクラブに新天地を求める可能性があったという。しかし、ユベントスはジャンの残留を望んだために、選手サイドからの“ある条件”を呑んで移籍を翻意させたのだとしている。
その条件が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の選手登録リストに入ること。しかしながら、ユベントスが提出したリストには元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチと同様にジャンの名前も記載されなかった。そのことをジャンは怒りと共に暴露している。
「これはあまりにもショッキングな出来事だ。クラブとの対話では、最後の瞬間まで情報を与えられなかった。このことは、私を怒らせているし、失望させてもいる。先週、私は今の状況とは違うことを約束された。パリ・サンジェルマン(PSG)が私の獲得に動いたなかで、ユベントスに残留することを決めた。その条件は、CLでプレーできるということだった」
ジャンは移籍市場の最終日に起こったことをこのように説明し、怒りを表明した。PSGは今季もCLに出場し、レアル・マドリードと1次リーグで同組に入っている。ジャンがPSGに加入していれば、どこかで出場機会を得られる可能性は非常に高かったと言えるだろう。
しかし、ユベントスのリストから外れたことで、少なくとも冬の移籍市場が開くまでジャンはCLに出場することができなくなった。1996年以来のCL制覇を狙うユベントスだが、内紛の種を自ら抱えてしまった模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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