“バーゲン軍団”のミランは半分が落第 最も失望したのが本田と伊紙が痛烈批判

移籍金ゼロの”ワケあり補強”のツケが出た試合と酷評

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、1日に行われたイタリア杯4回戦のクロトーネ戦で、移籍金ゼロの”ワケあり補強”ばかりのミランリザーブ陣で、最も失望させる存在だったと一刀両断されている。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が、「ミラン、リザーブがこれでは遠くまで行けない」と、大見出しで特集している。

 前節サンプドリア戦から、スタメンを全員入れ替えるターンオーバーで臨んだ一戦は、セリエB2位の格下相手に攻めあぐねるという悲しい結末に終わった。MFボナベントゥーラ、FWニアング、MFモントリーボという主力を途中から投入し、延長120分の苦闘の末に3-1で勝利した。

 左ウイングで先発した本田ら現在の控え組は、激しく酷評されている。

「移籍メルカートは安売りか、コストゼロ。これが結末だ」

 高額移籍金は、先制点を決めた今季シャフタール・ドネツクから加入したFWルイス・アドリアーノ程度。2014年1月にCSKAモスクワからやってきた本田は移籍金ゼロ。DFメクセスもローマから移籍金ゼロで加入している。カラブリア、デシリオらユース出身選手以外、ほぼ”ワケあり補強”で構成されたチームでは、高いクオリティを示すことは難しいと指摘されている。

 

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