“久保vsイ・ガンイン”実現の行方に海外注目 「韓国と日本の期待の星がスペインで…」
2013年のU-12時代にバルサとバレンシアのジュニアチームの一員として対戦し、バルサが勝利
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間9月1日に行われるリーグ第3節バレンシア戦の遠征メンバー19人に入り、移籍後初出場が期待される。同時に注目を集めているのが、バレンシアに所属する韓国代表MFイ・ガンインとの“再会”だ。韓国紙は「大韓民国と日本サッカー界の期待の星がスペインリーグの舞台で対戦」と綴り、バレンシア公式サイトも「アジアで最も才能のある2人」と報じている。
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久保は今夏、完全移籍したレアル・マドリードのトップチームに帯同し、プレシーズンのテストマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼務してきたが、8月22日に同じスペイン1部マジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定した。
8月25日のリーグ第2節レアル・ソシエダ戦(0-1)でベンチ外だった久保は、9月1日の第3節バレンシア戦に向けた遠征メンバー19人に名を連ねた。登録メンバー18人に入り、リーガデビューを飾る可能性が高まってきたが、同時に注目が集まるのがバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインとの関係性だ。
バルセロナの下部組織で育った久保と、バレンシアの下部組織で育ったイ・ガンインはともに2001年生まれで、10歳でスペインに渡り、レフティーという共通点を持つ。2013年に行われたU-12の国際トーナメント決勝では、バレンシアとバルセロナのジュニアチームの一員として戦い、試合は2-1でバルサが勝利した。
韓国紙「朝鮮日報」は、「大韓民国と日本サッカーの期待の星がスペインリーグの舞台で対戦」と切り出し、「韓国と日本のサッカーファンの関心が注がれている」と言及。また、バレンシア公式サイトも「イ・ガンインと久保、アジアで最も才能のある2人が、12歳以来の対戦をメスタージャ(バレンシアの本拠地)で実現できる」としている。
ともに今季ここまで公式戦出場のない2人だが、ライバルとの“再戦”で新シーズンのスタートを切ることになるのだろうか。