バルサ16歳FW、“メッシ超え”のクラブ史上最年少ゴール! リーガでも3番目の年少記録
16歳304日で初ゴール メッシの17歳331日を超える快挙
バルセロナは現地時間8月31日、リーガ・エスパニョーラ第3節オサスナ戦に臨み、2-2のドローに終わった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが負傷によって欠場するなかで苦戦を強いられているが、この日、16歳のFWアンス・ファティがリーグ戦初ゴールを決め、“メッシ超え”を果たしたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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この日のバルサはメッシとスアレスを欠くなかで、前半7分にオサスナのMFロベルト・モラレスのボレーシュートを決められ先制を許す。ボールを握ってもゴールを揺らせない展開となり、エルネスト・バルベルデ監督はハーフタイム後にファティの投入を決断。すると出場6分でいきなり結果を出した。
DFセルジ・ロベルトからのパスを受けたFWカルレス・ペレスが突破。このクロスをファティが叩き込み、同点に追いついたのだ。このバルサ史に残る快挙を同紙はこう伝えている。
「バルサでデビューして1週間後、アンス・ファティはブラウグラナ(青とエンジ/バルサの愛称)で初のゴールを決め、クラブ史上最年少の得点者となった。彼はわずか16歳304日でゴールを揺らし、17歳53日のボージャン・クルキッチ、17歳331日のリオネル・メッシを追い抜いた。リーガ全体で見ても史上3番目の若さで、16歳98日のファブリス・オリンガと16歳289日のイケル・ムニアインしか上にいない」
ファティによって勢いに乗ったバルサは、同19分にブラジル代表MFアルトゥールが勝ち越しゴールをゲット。勝ち点3を得るかに思われた。しかし後半35分に元スペイン代表DFジェラール・ピケのハンドによってPKを献上し、同点に追いつかれ、試合を終えた。
3試合で1勝1分け1敗とやや出遅れ、メッシらのコンディションが整わない状況。リーグ3連覇を目指すバルサに暗雲が漂うが、ファティは文字通り救世主となれるのだろうか。