プレミア移籍市場“早期閉幕”は「大きな間違い」 トッテナム指揮官が「問題解決」要求

プレミアの移籍市場に対して問題提起したトットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
プレミアの移籍市場に対して問題提起したトットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

ポチェッティーノ監督、他リーグより早く閉まる移籍市場を問題視

 トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、プレミアリーグの移籍市場の閉幕が他の国より早いことを「大きな間違い」と考えており、「次のシーズンに向けて、この問題を解決すること」を望んでいるようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 現在、欧州の各国は9月2日に移籍市場が閉幕するのに対し、イングランドは他の国より早く8月8日にウィンドウが閉まった。そのためトットナムのポチェッティーノ監督は、スペインへの移籍に熱心だと言われているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが最後の最後までチームを出て行く可能性を考えなければならず、難しい状況に置かれていると言える。

 この状況をよく思わないポチェッティーノ監督は、イングランドの移籍市場に対する自身の見解を明らかにしている。

「私は(移籍市場の早期閉幕の決定に)同意していなかったが、彼らはクラブにとって最善であると信じていた。だが、会長(ダニエル・レヴィ会長)と多くの人々は、それが大きな間違いであることを認識していると思う。次のシーズンに向けて問題を解決することを望んでいるよ。欧州の他リーグと同じような運営に戻る必要があると思う。欧州カップ戦に出場するチームは大変だからね」

 またポチェッティーノ監督は「私にとって常識的なことではないし、すぐに戻す必要がある。プレミアリーグが良い対話をすることで元に戻ることを願っているよ」とも語り、早期に移籍期間を戻すよう要求している。

 今季のプレミアリーグはすでに移籍市場が閉幕しているが、ここからチームを離れる選手は増えるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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