「ヒーロー」アザール、憧れのジダンの下で“再出発” 「僕の部屋に彼のポスターがあった」
チェルシーからレアル入りしたアザールの新シーズンが幕を開ける
ベルギー代表MFエデン・アザールは、この夏チェルシーからレアル・マドリードに移籍した。子供の頃からの夢が実現し、背番号もレアル栄光の「7番」を着用することになるなど、その期待値は高い。もちろんレアルの“贔屓紙”でもあるスペイン紙「マルカ」もその一つで、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」のインタビューを引用する形でアザールの意気込みを紹介している。
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「子供の頃、レアル・マドリードのユニフォームを着ることを夢見ていたんだ 。マドリードがドアを叩いてくれたのなら、できることはただ一つだけだった。開けることだよ」
昨シーズンまでアザールは、チェルシーの絶対的エースとして君臨。在籍7年でプレミアリーグ制覇やUEFAヨーロッパリーグ制覇の立役者となった。アントニオ・コンテ、マウリツィオ・サッリというイタリア人監督から学んだことに感謝するとともに、「僕はチェルシーで忘れられない時期を過ごした。マドリードでは天国のような気分でいるよ」とも話している。古巣に気を遣いつつも、自らが常に焦がれたクラブの一員になれたことは、何にも代え難い幸福のようだ。
現在、監督と選手の立場になったジネディーヌ・ジダン監督についても、「小さい頃のヒーローの1人はジダンだったんだ。僕の部屋に彼のポスターがあり、今は彼の指導のもとにいる。マドリードのコーチとチームメートに役立ちたいんだ」とも語っている。
プレシーズンでは体重がベストより7キロオーバーだったとの報道が出て、トップパフォーマンスとは程遠い出来だったアザール。果たして、念願が叶った“白い巨人”の一員として本領発揮となるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)