ポグバ獲得“消滅”のレアル、ネイマール獲りに本腰か 資金捻出のため選手放出の可能性
プレミアの移籍市場がクローズ 代役不在のマンUはポグバ放出が非現実的に
レアル・マドリードにとって、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは今夏の移籍市場でのトップターゲットだったが、獲得が事実上消滅した。これにより、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール獲得に本腰を入れるのではとスペイン紙「マルカ」が報じている。
レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督にとって、ポグバはベルギー代表MFエデン・アザール(←チェルシー)に並ぶ今夏のトップターゲットだった。プレミアリーグの移籍市場は現地時間8日にクローズしたが、ユナイテッドはポグバの後釜となり得る選手を補強しなかった。スペインの移籍市場はまだ開いているため、移籍の可能性は残されているが、現実的にユナイテッドがポグバを手放す可能性は極めて低くなったといえるだろう。
そうしたなかで「マルカ」は、「レアル・マドリードはポグバと契約しなかった…これでネイマールの移籍に動くか?」と報じた。ポグバを獲り逃したことで、ブラジル代表のエース獲得に本腰を入れる可能性を指摘している。
トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン獲得の噂もあるように、ポジション的にはワイドのアタッカーよりも中盤センターの獲得が求められているはず。さらに、ネイマールの高額移籍金と年俸を負担するためには去就が未定のウェールズ代表FWギャレス・ベイルやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスらの放出も必要になりそうだ。
スペインの移籍市場は今月いっぱい開かれている。ポグバを取り逃した“白い巨人”は元バルセロナのスターであるネイマール獲得を実現することはできるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1