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名門サンパウロ加入のブラジル代表DFアウベス 伝統の「背番号10」を選んだ理由とは?
母国の名門入りを決意したアウベス 「ライーが背負っていた10番」を選択
ブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、母国の名門クラブであるサンパウロへの入団が決まり、現地時間6日に入団会見を行なった。そのときに背番号が10番となることが発表されたが、アウベスは会見のなかでその理由について明かしている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が報じた。
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昨季限りでの契約満了をもってパリ・サンジェルマンを退団したアウベスには、古巣バルセロナへの復帰か、マンチェスター・シティやアーセナル行きを決断してプレミアリーグ初挑戦かという噂も浮上していた。しかし、最終的には母国への復帰を決断し、誰もが知る名門サンパウロと2022年12月までの契約を締結した。
16年半ぶりの母国復帰となったアウベスは、サンパウロで「10番」を背負うことになった。サンパウロの「10番」と言えば、過去にはライー、レオナルド、リバウドなどブラジル代表でも攻撃の中心となるような選手が背負ってきた番号で、右サイドバックを主戦場とするアウベスが背負うには違和感がある。
会見の席上で10番を選択した理由を問われたアウベスは、「誰かが使っている番号を取りたくなかったんだ。だから、ライーが背負っていた10番を選んだ」と明かしている。空いている背番号のなかから、現在サッカー部門の責任者を務めるクラブのレジェンドが付けていた番号を選んだようだ。
特別な番号であることを理解しているアウベスは、「みんなと同じように扱ってほしい」と付け加えて主張。背番号に特別な意味はなく、10番の選手としてプレーするわけではないことを語っている。
背番号に寄せられる期待は別としても、アウベスは地元のファンから多大なる期待を寄せられている。36歳となった現在でもセレソンのレギュラーとして活躍するアウベスは、サンパウロのファンから寄せられる期待にも応えられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)