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元C大阪FWフォルラン、現役引退を発表 セカンドキャリアは「指導者になりたい」
ウルグアイ代表のレジェンドが現役生活に40歳でピリオド
かつてセレッソ大阪に所属した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが現役引退を発表した。米テレビ局スペイン語版「テレムンド」のインタビューに答えた。ウルグアイのレジェンドで、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)得点王が現役生活に終止符を打ち、ユニフォームを脱ぐ。
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フォルランはアルゼンチンのインデペンディエンテでプロデビューし、その後に欧州へ進出。マンチェスター・ユナイテッドやビジャレアル、アトレチコ・マドリード、インテルなどビッグクラブでプレーした。スペインリーグで得点王に2度輝き、ウルグアイ代表としては112試合36得点。W杯は5得点で大会得点王とMVPを獲得した南アフリカ大会を含む3大会に出場した。14年にはC大阪へ加入。15年6月に退団し、母国のペニャロールへ移籍、18年に香港プレミアリーグの傑志に移り、同年5月に退団後はフリーの状態が続いていた。
インタビューでは引退を決めることが「簡単ではなかった」とし、「この瞬間が訪れて欲しくなかったけど、来ることも分かっていた。僕はプロサッカー選手を辞めることにした」と自らの口で明らかにした。数々の記憶に残るゴールを挙げ、ウルグアイ代表のレジェンドとなったフォルラン。「21年間のプロキャリアは言葉に表せない。想像もできなかったし、子供の頃に描いていた夢よりもはるかに大きなものだった」と語った。
ウルグアイ代表で長く共闘したFWセバスティアン・アブレウは、「サッカー人生が最高であったことを願うし、ウルグアイ人として感謝を申し上げたい」とコメント。ウルグアイ紙「El Observador」によると、元サッカー選手の父親パブロ・フォルラン氏や妻、兄弟ら家族に見守られながら現役生活を振り返ったようだ。
セカンドキャリアについては「私はすでにコーチのライセンスコースに行った」としたうえで、「指導するのは好き」とライセンス取得に動き、指導者として歩み始めることも示唆。15年にC大阪を退団する際には、セレモニーで「できればC大阪の監督として日本に戻ってきたい」とも語っていた。
C大阪在籍時には世界的スターとして日本サッカーを盛り上げてくれたストライカー。再び日本に戻ってくる日はあるのか。輝きに満ちた現役生活を終えたが、より光ある第二の人生になるよう期待がかかる。
(FOOTBALL ZONE編集部)