「信じられないオーバーヘッドを見よ」 マンCを救った“起死回生クリア”の反響拡大

マンチェスター・シティDFウォーカー【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティDFウォーカー【写真:Getty Images】

シティDFウォーカーがゴールライン際で披露した決死のクリアに英メディア注目

 マンチェスター・シティは現地時間4日、イングランドの新シーズン到来を告げる恒例のコミュニティーシールドでリバプールと対戦し、1-1で迎えたPK戦を5-4で制し今季初タイトルを手にした。試合終了間際にイングランド代表DFカイル・ウォーカーがゴールライン際でアクロバティックなクリアを披露したが、チームを救った決定的なプレーの反響が拡大している。

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 昨季、シティとリバプールは合計勝ち点「195」という前例のない熾烈な優勝争いを繰り広げた。最終的に1ポイント差でシティがプレミアリーグ連覇を達成することになったが、リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げ、“2強”の構図が浮き彫りになるシーズンとなった。

 プレシーズンの“最終テスト”に位置付けられるこの一戦でも、両チームは持ち味をぶつけ合う激しい攻防を演じた。シティが前半12分にイングランド代表FWラヒーム・スターリングが幸先良く先制点を奪うと、勢いに乗って立て続けにビッグチャンスを生み出し、圧倒する時間が続いた。

 しかし、後半に入ると立場が一変し、リバプールに押し込まれる展開となり、後半32分にDFジョエル・マティプに同点弾を許した。その後も怒涛の攻撃を受けてゴールを脅かされると、後半アディショナルタイムに最大のピンチを迎えることになる。

 右サイドから切り込んだエジプト代表FWモハメド・サラーがペナルティーエリアに侵入し左足を振り抜くと、相手GKに当たって跳ね返ったボールをサラーが再びヘディングで流し込んだ。ボールは無人のゴールへ真っ直ぐに向かっていったものの、間一髪のところで間に合ったウォーカーがアクロバティックなバイシクルキックで真上に蹴り上げるクリアで難を逃れた。

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