レアルFWベイル、ジダン監督との関係は破綻 英メディア指摘「修復不可能な状態」
アウディ杯のチームには同行せず、1人でトレーニング
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、クラブ内で完全に孤立状態となってしまったようだ。もはやジネディーヌ・ジダン監督との関係も「修復不可能な状態」になっているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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今夏の移籍市場でレアルからの退団が噂されていたベイル。欧州ではなかなか買い手が見つからなかったなかで、中国1部の江蘇蘇寧が移籍先に急浮上した。交渉も進められていたようだが、最終的にはベイルの家族が反対したこともあり、移籍は破談になったとされている。実現すれば週給100万ポンド(約1億3000万円)という超高待遇が待っていたが、すべてが白紙となった。
レアルは7月30日から2日間にわたって行われるアウディカップに参加中だが、ベイルはその出場メンバー24人からも外れた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、チームメートがアウディカップ開催地であるドイツのミュンヘンに向かったなか、ベイルはたった1人でトレーニングに励んでいるという。
また、「スカイ・スポーツ」のツイッターは「ギャレス・ベイルとジネディーヌ・ジダンの関係は修復不可能なほどに破綻している」とレポート。以前からベイルはジダン監督の構想外と伝えられていたものの、2人の間の溝はもはや埋めようのないほど深いものとなってしまった様子だ。
中国移籍話が立ち消えとなった今、ベイルはレアル残留の可能性が高まっているようだが、この孤立状態のままマドリードにいても出場機会はごく限られたものでしかないだろう。UEFAチャンピオンズリーグ4度優勝という輝かしい実績を持つベイルだが、まるで先の見えない暗いトンネルに迷い込んでしまったかのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)